同じ行を何度も読み直している。問題集を開いたまま、手が止まっている。そんなときは「もっと集中しよう」と自分に言い聞かせる前に、次にすることを小さく決めてみましょう。三重県松阪市の石井進学塾から、受験生が勉強を再開するときの手順を紹介します。
最初に、手が止まった理由を分ける
集中が切れる理由は一つではありません。問題の意味がわからないのか、通知が気になるのか、疲れているのかで、次の行動は変わります。解けない問題の前で止まっているなら、休憩を増やすだけでなく、教科書の例題へ戻ることが役立つ場合もあります。
- 内容で止まった:わからない語句や式に印を付け、例題を一つ確認する。
- 環境で止まった:通知を切り、スマートフォンを机から離す。
- 疲れで止まった:いったん席を離れて休み、続ける量を見直す。
再開する5分には、一つだけ課題を置く
「数学を勉強する」では、どこから始めるか迷います。「昨日間違えた計算を一問解き直す」「英文の最初の一文を読み、主語に線を引く」のように、終わりがわかる課題へ置き換えます。5分は集中力を必ず戻す時間ではなく、取りかかりやすくするための目安です。
- 机に出す教材を一つにする。
- 最初にする作業をノートに一行書く。
- 短い時間を区切って取り組む。
- 終えたら、続けるか休むかを決める。
読むだけで終えず、自分で確かめる
解説を読んで納得したら、いったん閉じて同じ問題を解き直します。途中で止まったところは、その日の確認箇所です。正解したかどうかに加えて、「どの手順を自分で説明できたか」を残すと、次の復習を決めやすくなります。
翌日に残すのは、反省より再開の目印
勉強の終わりに「進んだところ」「わからないところ」「明日の最初の一問」を一行ずつ書いておきましょう。翌日は、その一問から始めます。予定した量が毎日終わらない場合は、課題が多すぎないか、難易度が合っているかを先生と確認してください。
集中しにくさや疲れが続くときは、無理に時間を延ばさず、生活や体調も含めて周囲に相談しましょう。勉強を続ける工夫は、自分を追い込むためではなく、再開できる形を作るために使います。
勉強の進め方を相談したい方へ
石井進学塾は、松阪市・明和町の中高生と保護者の皆さまに向けて学習情報を発信しています。相談の際には、最近の答案と普段使っている問題集を用意すると、手が止まる箇所を具体的に整理できます。