中間テストは、期末に比べて範囲が狭く、科目数も少ないことが多いテストです。つまり準備の順番次第で、はっきり差がつきます。
この記事では、2週間前からの進め方と、科目ごとに適した時期を整理します。
この記事の内容
結論:科目ごとに、着手すべき時期が違う
全科目を同じように進めると、時間が足りません。そして多くの場合、間違った順番でやっているために足りなくなります。
数学と英語は積み上げ型なので、直前では戻せません。一方、暗記中心の科目は早くから始めても忘れます。科目ごとに適した時期があります。
2週間の日程
| 時期 | やること |
|---|---|
| 範囲発表の日 | 提出物を確認。その日のうちに最初の1ページ |
| 2週間前 | 数学・英語のワーク1周目。分からない問題に印 |
| 10日前 | 印をつけた問題の解き直し(2周目) |
| 1週間前 | 提出物を完成。理科の計算分野に着手 |
| 4日前 | 社会・理科の暗記分野を開始 |
| 前日 | 新しいことはやらない。できる問題の確認だけ |
ワークは2周する
いちばん多い失敗が、ワークを1周して満足することです。1周目は「どこが分からないかを見つける作業」であって、まだ点にはなっていません。
- 1周目 — 全問解く。分からなかった問題に印をつける
- 2周目 — 印をつけた問題だけ。解説を見ずに解く
- 3周目(余裕があれば) — 2周目でも間違えた問題だけ
2周目は1周目よりずっと短時間で終わります。そして点になるのは、この2周目からです。
範囲が広くて終わらないとき
全部やろうとすると、どれも中途半端になります。絞る基準は2つです。
- 配点が大きい単元 — 教科書のページ数と授業時間数が目安になります
- 授業で強調された箇所 — 「ここ大事」と言われたところは出ます
教科書のすべてが同じ重みで出るわけではありません。ノートを見返すと、どこに時間をかけていたかが分かります。
提出物を先に終わらせる
テスト直前に提出物が残っていると、テスト勉強の時間がそこに消えます。しかも慌てて埋めるので、内容が残りません。
範囲発表の日に最初の1ページをやり、1週間前までに完成させてください。提出物はワークであることが多いので、それ自体がテスト対策になります。
部活との両立
5月は部活が本格化する時期です。特に新入生を迎えた後で、練習量が増えることがあります。
長時間は難しいので、帰宅後30分を固定してください。テスト週間だけ頑張ろうとすると、その前に疲れて力が出ません。
また、テスト前に部活が休みになる期間があります。この期間に何をやるかを、休みに入る前に決めておいてください。休みに入ってから考えると、最初の2日が無駄になります。
学年別に気をつけること
| 学年 | 5月の中間テストで意識すること |
|---|---|
| 中学1年生 | 初めての範囲発表と提出物。仕組みに慣れることが優先 |
| 中学2年生 | 数学が難しくなる。1年生の計算が抜けていると苦しい |
| 中学3年生 | 1学期の評定が入試に関わる。ここから落とさない |
| 高校1年生 | 中学との差を実感する最初の機会。範囲の量に驚く |
| 高校2・3年生 | 評定が受験方式に関わる場合がある。要項を確認 |
保護者の方へ
テスト前に「勉強しなさい」と言いたくなりますが、本人はたいてい何をやればよいか決まっていません。決まっていないから動けていない、という状態です。
効くのは「今日は何の科目やるの?」です。答えるために本人が決めることになります。決まれば動きます。
そしてテスト後は、点数より「どの科目が思ったより時間かかった?」と聞いてください。次の期末に向けた具体的な材料が出てきます。
よくある質問
中間テストの対策はいつから始めればよいですか。
2週間前が目安です。ただし提出物は範囲が発表された時点で着手してください。直前に提出物が残っていると、テスト勉強の時間がそこに消えます。
ワークは何周すればよいですか。
2周が基本です。1周目は全問、2周目は間違えた問題だけで構いません。1周で終えると、点になる手前で止まっている状態です。
どの科目から始めるべきですか。
数学と英語です。積み上げ型で直前では戻せません。暗記中心の社会や理科の一部は、直前のほうが記憶が残ります。
部活があって時間が取れません。
長時間は難しいので、帰宅後の30分を固定してください。テスト週間だけ頑張ろうとすると、その前に疲れて力が出ません。
範囲が広くて終わりません。
全部やろうとせず、配点の大きい単元と、授業で強調された箇所に絞ってください。教科書のすべてが同じ重みで出るわけではありません。
まとめ
- 科目ごとに着手すべき時期が違う。数学・英語が先、暗記は直前
- ワークは2周。1周目は「分からない箇所を見つける作業」
- 提出物は範囲発表の日に着手し、1週間前までに完成させる
- 範囲が広いときは、配点の大きい単元と授業で強調された箇所に絞る
- 部活が休みに入る前に、その期間にやることを決めておく
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