期末テストは、中間より科目数が増えます。実技科目が加わり、範囲も広くなります。中間と同じやり方で臨むと、たいてい間に合いません。
この記事では、科目数が多いときの段取りの組み方を整理します。
結論:全科目を均等にやらない
科目数が9つあるとして、すべてに同じ時間を配ると、どれも中途半端になります。しかも実技科目の対策に時間を取られて、主要科目が手薄になることがあります。
やるべきなのは、かける時間に差をつけることです。捨てる科目を作るのではなく、配分を変えます。
配分の決め方
| 優先度 | 科目の特徴 | 時間配分 |
|---|---|---|
| 高 | 点が動きやすく、評定への影響が大きい(数学・英語) | いちばん多く。早くから着手 |
| 高 | 暗記で確実に取れる(社会・理科の暗記分野) | 直前に集中して |
| 中 | 実技科目の筆記 | 範囲を確認し、出るところに絞る |
| 低 | すでに安定して取れている科目 | 確認程度 |
判断の基準は「いま何点で、あと何点伸ばせるか」です。90点の科目を95点にするより、50点の科目を70点にするほうが、時間あたりの効果が大きくなります。
3週間の段取り
- 3週間前 — 範囲表を確認。実技科目の出題形式も含めて把握する
- 3週間前〜2週間前 — 数学・英語のワーク1周目。提出物に着手
- 2週間前〜1週間前 — 解き直し2周目。提出物を完成
- 1週間前 — 理科の計算分野、実技科目の筆記
- 4日前 — 社会・理科の暗記分野
- 前日 — できる問題の確認だけ
実技科目の扱い
後回しにされがちですが、実技科目も評定の対象です。そして範囲が見えにくいぶん、対策が立てにくい科目でもあります。
やることは2つです。
- 出題形式を確認する — 教科書から出るのか、授業のプリントから出るのか
- 授業で強調された箇所を探す — ノートやプリントに手がかりがあります
時間をかける必要はありませんが、形式を知らずに臨むと、勉強したところが1問も出ないことがあります。
中間の答案を横に置く
期末の対策を立てるとき、中間の答案を出してきてください。
中間で「途中のミス」が多かったなら、期末では見直しの手順を決める。「時間切れ」が多かったなら、解く順番を変える。同じ失点を繰り返さない手が打てます。
中間の反省が活きるのは、答案が手元にあるときだけです。
やりがちな失敗
- 実技科目を前日に詰め込む — 出題形式が分からないまま暗記しても当たりません
- 提出物を直前に回す — 科目数が多いぶん、量も多くなります
- 全科目を毎日少しずつ — 科目数が多いときは、日ごとに科目を決めるほうが進みます
- 1週間前から始める — 中間の感覚だと間に合いません
保護者の方へ
期末前は、本人も科目数の多さに圧倒されていることがあります。やることが多すぎて、どこから手をつけるか決められない状態です。
効くのは「どの科目がいちばん心配?」と聞くことです。1つ決まれば、そこから動き出せます。全部を心配している状態から抜け出す手助けになります。
そして提出物の量が中間より多くなります。「今日、何か提出物出た?」と聞く習慣があると、直前の詰まりが減ります。
よくある質問
期末テストの対策はいつから始めればよいですか。
中間より科目数が多いため、3週間前から始めると余裕が持てます。特に実技科目は範囲が見えにくいので、早めに範囲表を確認してください。
実技科目はどう対策すればよいですか。
配点と出題形式を先に確認してください。教科書の内容から出る場合と、授業のプリントから出る場合で対策が変わります。範囲表と授業ノートが手がかりになります。
科目数が多くて手が回りません。
全科目を均等にやろうとしないでください。評定への影響が大きい科目、点が動きやすい科目から順に時間を配分します。捨てる科目を作らず、かける時間に差をつける形です。
実技科目の点は内申に影響しますか。
影響します。実技科目も評定の対象であり、学校によっては入試での扱いが主要科目と異なる場合があります。詳細は学校配布の資料でご確認ください。
中間の反省を活かせません。
中間の答案を横に置いて対策を立ててください。失点の理由が分かっていれば、期末で同じ場所を落とさない手が打てます。
まとめ
- 科目数が増えるので、全科目を均等にやらない
- 「あと何点伸ばせるか」で時間配分を決める
- 中間より1週間早く、3週間前から始める
- 実技科目は出題形式を先に確認する
- 中間の答案を横に置いて、同じ失点を繰り返さない
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